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  • 2017.11.08

  • スペシャル

“事務職”志望者必見!マンガから学ぶ、仕事にプラスの価値を見いだす“アプローチ”

みなさんは"事務職"にどのような印象をお持ちでしょうか。

ほかの職種ほどの専門性は求められていないとしても、電話や来客にそつなく対応できるだけのビジネスマナーを備えていなければいけませんし、さまざまな書類を作成するためのパソコンスキルだって必要です。決して単なる“雑用係”とは呼べないですよね。

むしろ事務のみなさんこそが縁の下の力持ちとして、企業を支えていると言っても過言ではありません!

突発的に部署を超えてサポート役を務めなければいけないこともあり、その仕事内容は多岐にわたる事務職。果たしてどういうスタンスで仕事に臨めばよいのか、マンガ3作品を参照しながら考察していきましょう。

『OL進化論』から学ぶ──繰り返しの毎日におけるエネルギー源の見つけ方

作品データ/『OL進化論』
作者:秋月りす 『モーニング』連載中、既刊37巻(2017年3月現在) (C) 秋月りす/講談社

最初に取り上げるのは『OL進化論』です。4コママンガ仕立てなので、特にこれといった軸となるストーリーはないのですが、OLたちのありふれた日常にスポットを当て続け、1989年から今に至るまで長期連載中。

登場人物たちの年齢は登場以来ずっと変わっていなくても、DVDやスマホといった現代の道具がだんだん出てくるようになるため、きっと違和感なく読めることでしょう。

さて、37巻では、年の瀬が近づいた季節にOL同士の会話が展開されます。レギュラーキャラの1人であるひろみ「お正月のタイムスケジュール、やっとできた」とため息をつくと、同僚の美奈子からは「そんなに忙しいの?」と返ってきます。

お正月まで仕事をするわけではないでしょうから、恐らく帰省や親戚付き合いに忙殺されてしまうのかな…と思いきや、「海外ドラマシリーズごと一気に見て、映画も見たいのいっぱいあるし、テレビ番組も録画しつつ見なきゃだし」と、あくまでも趣味のタイムスケジュールだった模様。

「テレビの前から動かない気だな」と笑う美奈子に、ひろみは「そーよ」と、完成したタイムスケジュール表を披露しました。ひろみいわく“完璧な計画”だったはずが、美奈子は「睡眠時間なしだけど大丈夫?」と冷静な感想を伝えます。

そう、ひろみはお正月をどう過ごすか考えるのに夢中で、24時間の予定を娯楽でフルに埋めてしまったんですね…!この4コママンガのタイトルは“トゥエンティーフォー”ということで、ひろみが見たがっていそうな大ヒット海外ドラマと引っかけているのがまたニクいところです。

職場によって異なるとは思いますが、日々のささやかな変化はあったとしても、事務職は基本的にルーティンワークばかりという場合もあるかもしれません。

そんな時はひろみみたいに、少し先のお休みに何をしようかと想像し、仕事へのモチベーションを高めてみるのも1つの手段になりそうです!

「この仕事が終わったらあれが待っている!」といった小さな目標を設定すれば、ゴールが見えないマラソンのような作業であっても、少し心が軽くなるかもしれません。

『きょうは会社休みます。』から学ぶ──さりげない気遣いをスマートに実現するための観察眼

作品データ/『きょうは会社休みます。』
作者:藤村真理 『Cocohana』連載、全13巻 (C) 藤村真理/集英社

『きょうは会社休みます。』は、とある商社で事務職として働く女性と、同じ職場でアルバイトをしている男子大学生の“歳の差恋愛”を描いた作品。2014年には綾瀬はるかさんの主演でドラマ化もされました。

主人公の青石花笑は入社してから11年間、事務職一筋の33歳。その勤務態度は「真面目だしキッチリしている」と周囲から認められており、誰よりも早く出社しては、課長に「今日こそ一番乗りと思ったのに…」とガッカリされてしまうほどです。

そんな花笑には、プライベート面で一つの負い目がありました。第1話では課長から「たまには会社休まないの?」と有給休暇の取得を促され、「彼氏と(旅行に)行ったりしないの?」と尋ねられるのですが、花笑は彼氏いない歴=年齢だったのです…!

大学時代、新歓コンパで出会った先輩からホテルに誘われるも、“門限”を言い訳に断った過去を持つ花笑。このエピソードを話した親友からは「男心わからなすぎ!!」と説教され、それ以降、花笑は「人を観察して観察し抜いた」そうなのですが、浮いた話は一向に出てきません。

…と思いきや、会社の忘年会帰りにアルバイトの大学生・田之倉悠斗とひょんなきっかけで一夜を過ごすことになり、そのまま交際がスタート!年齢が一回り違う年下彼氏とどう付き合っていくべきか、恋愛初心者なりに奮闘する日々が幕を開けます。

なお、作品タイトルになっている「きょうは会社休みます。」とは、悠斗と甘い時間を共にした翌朝、花笑が職場に欠勤の電話を入れる際の決まり文句。しかし花笑は仕事のサボり魔になってしまったわけではなく、事務職でありながら新入社員の教育係を任されたり、総合職への転換を勧められたりと、堅実な働きぶりは引き続き評価されているようでした。

そして注目したいのは、ところどころで発揮される花笑の“気遣い”でしょう。例えば、仕事終わりに悠斗と食事に出かけるシーン。花笑は酔いが回った気配を漂わせながらも、隣の男性客がイスにかけていたスーツを落とすのを見るやいなや、すかさず拾い上げてピシッと綺麗にたたんであげます。そんな花笑に、悠斗は「そーゆーとこ好き」と微笑みかけるのでした。

会社でも、花笑は周りのことを観察し、気遣いへと発展させています。それがよくわかるのは物語中盤(7巻)、朝尾&氷見という男女のペアが、花笑の会社へ仕事の打ち合わせに来たときのこと。花笑は、伏し目がちな様子の氷見に対し「体調大丈夫ですか?」と声をかけるのですが、氷見本人も、隣にいた朝尾も、その言葉に驚いていました。

翌日、朝尾の経営するレストランを花笑が訪ねると、そこに氷見の姿はありません。朝尾いわく、氷見は具合が悪そうだったため朝尾が病院に連れて行き、そのまま帰宅させたそう。朝尾は「キミに言われて気にしてたから早目に気づけたよ」と、前日のやり取りについて花笑に礼を述べます。

事務職のみなさんは自分の仕事で手一杯という状況も多いはず。ただ、少しでも余裕があるときは他の社員が日々どんなふうに仕事をしているかまた、忙しさや体調の悪さからいつもと違った様子の人がいないか、広い視野で職場を見渡せたらいいですよね。

他の人が見過ごしがちな些細な変化に気づくことができれば、事務職は“縁の下の力持ち”であると同時に、取って代われない立派な主役にだってなれるのではないでしょうか。

『働きマン』から学ぶ──仕事のマンネリ感を打破して新たな次元へ進むための指針

作品データ/『働きマン』
作者:安野モヨコ 『モーニング』休載中、既刊4巻(2017年3月現在) (C) 安野モヨコ/講談社

最後に紹介するのは2006年にアニメ化、2007年に菅野美穂さんの主演でドラマ化されたということで知名度も高い『働きマン』です。

主人公の松方弘子は週刊誌の編集者で、事務職ではありません。「世界的に売れる雑誌をつくる!!」と意気込み、30才までに編集長になることを目指している、バリキャリのアラサー女子。

その実力たるや、相当なもの。原稿の締切が迫り、ひとたびモードに突入してしまった弘子は、“血中の男性ホルモンが増加して通常の三倍の速さで仕事をする”のですから!寝食も恋愛のこともすっかり忘れ、作業にひたすら没頭します。

そんな弘子のことを、編集部の同僚たちは“働きマン”と呼んでいるんです。もっとも、弘子本人は「なんで『マン』なんだよ!!」とツッコミを入れており、女性ホルモンと同じ効果があるという大豆イソフラボンを摂取するため、よく納豆巻きを食べているのですが…それはさておき。

1巻の第6話で、弘子は小説家・夏目美芳先生の新連載を担当することになります。しかしその新連載は、もともと夏目先生の大ファンだった新人編集者・渚マユが受け持つはずのものでした。他の仕事も覚えてもらわなければいけないという理由で配置換えとなり、マユは非常に落ち込みます。

夏目先生に、麻雀やゴルフや競馬といったテーマでの作品執筆を提案する弘子。弘子たちが手がけている週刊『JIDAI』の主な読者層は男性なので、的を射ているように思えるものの、恋愛ものが得意ジャンルだった夏目先生は拒否反応を示しました。マユも弘子に対し、「センパイはファンじゃないから(夏目先生の)良いところがわかってないんですよ」と怒りをぶつけます…。

それでも弘子は、「ファンすぎてその人の世界を守ろうとするのもいいけどさ、ときには壊してくのも編集者の仕事じゃないの?」と指摘。やがて弘子と夏目先生のタッグは、「切なすぎて男性が涙を流して身悶えするような恋愛」という新境地を開拓することに成功するのでした!

夏目先生は、「先生のファンとしてはああいう作品を作れなかったことがくやしい」と訪ねてきたマユに、「あたしもあなたも、過去の仕事にとらわれすぎていた」と語りかけます。

編集者のみならず事務職の人も、自分の仕事を広い視野で捉え、時には新しい風を吹き込むことが大事なのではないでしょうか。どんな単純作業だって、昔の自分やほかの誰かが決めたやり方が、次も確実に通用するとは限らないですよね。

前例を無条件に踏襲するのではなく、その場その時に適したベストな選択肢を探っていく姿勢こそが、事務職を上手くこなすためのポイントになりそうです。

ともすると“雑用”扱いされかねない事務の仕事も、アレンジ次第で価値が急上昇する!?

事務職は、職場のなかでもとりわけ柔軟な立ち回りを期待されることも多く、気苦労が絶えないかもしれません…。

ただ、どんな仕事にもオールマイティに取り組める可能性があるので、職場内のどんな人からも感謝され得るポジションだと言えるのではないでしょうか。

せっかくなら、周囲の人に「○○さんの代わりは他にはいない」と認めてもらいたいもの。「どうせ雑用だから」と仕事を適当に流してしまうのではなく、自分なりの工夫を加えることで、存在感を発揮していけるといいですね!

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