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  • 2017.12.20

  • ワークスタイル
  • インタビュー

それぞれのライフスタイルに合った働き方ができる それが「派遣」という働き方

以前に比べれば日本でも“正社員至上主義”的な風潮は弱まりつつありますが、とはいえ、やはり正社員で働きたいと考えている方も少なくないかと思います。 実際のところ、正社員と派遣社員の働き方の実態には、どのような違いがあるのでしょうか?
そこで、某IT企業で活躍する派遣社員の女性5名に集まってもらい、“派遣社員としての働き方”について語り合ってもらいました。今回はその座談会の様子をお届けします。

座談会メンバー(仮名)

のぞみさん(27歳)

勤続年数:3年4ヶ月

現在の仕事内容:広告系の営業アシスタント、アフィリエイトレポートの作成など

現職までの職歴:パチンコ店やバーでアルバイトをした後、契約社員で人材派遣会社に勤務し、現在派遣社員として勤務

みかさん(32歳)

勤続年数:2年

現在の仕事内容:ウェブコンサルティングのアシスタントを担当

現職までの職歴:IT関係企業に約4年間派遣社員として勤務

ゆかりさん(39歳)

勤続年数:1ヶ月

現在の仕事内容:コンテンツマーケティングのアシスタントを担当

現職までの職歴:販売職を経たのち研究職や国立の資料保管施設職員、ライターを経験(派遣社員は研究職時代以来)

あきさん(36歳)

勤続年数:3年4ヶ月

現在の仕事内容:広告系の営業アシスタント

現職までの職歴:正社員として営業職に長年従事(現在の職場で初めて派遣社員として勤務)

かすみさん(32歳)

勤続年数:1ヶ月半

現在の仕事内容:ウェブコンサルティングのアシスタントを担当

現職までの職歴:通信系の企業に約6年間、派遣や契約社員として勤務、その後PCサイトの運営会社に2年間ほど派遣社員として勤務

“仕事を第一優先にしない”のと“マジメに働かなくていい”というのは違う

まずはみなさん派遣を選んだ理由をお聞かせください。

あき私は前職、ずっと正社員として営業の仕事をしてましたが、長く働いてると部下ができて責任のある立場になっていきました。そうすると退職するのも大変になるんですよね。退職を切り出すと「部下を見捨てるのか!」って言われてしまったり…。そんな風に組織にとらわれるのがイヤで派遣という働き方を選びました。自分の人生のはずなのに、仕事のことばかり優先されるのはちょっと違うんじゃないかと…。

かすみ確かに派遣は、自分のライフスタイルに合わせて働く時間や期間を決められるのがメリットですね。

みか派遣を選んでる人って、割とそういう考えを持ってると思うな。

ゆかり私の場合は、できれば正社員になりたかったけどなかなか難しくて。でも、派遣社員は年齢が高くても募集条件のハードルが正社員に比べて低いので、そういう意味では選びやすいですよね。

みかそれでもし自分に合わないなと感じたら、契約更新をしないという選択もできるから、仕事選びのプレッシャーは比較的軽いかもしれないですね。

現在の仕事に就く前に描いた“ライフスタイルを優先した働き方”はできていますか?

あき基本的にはできてますよ。でも最近新人がたくさん入ってきて、指導やマネジメントなどの動きを求められてます…(苦笑)。その期待に応えるか応えないかは人それぞれだと思っています。がんばれば時給が上がるかもしれないし、例え「それとこれとは別」という姿勢でいても、立場上とがめられるわけではない。だからといって「派遣社員だから」という理由で、正社員の方よりも働かないわけではありませんよ。

のぞみあ~。派遣社員の中には「派遣だからマジメに仕事しなくていいでしょ?」みたいな考え方を持ってる人もいますよね。そういう人が職場にたくさんいると、社員の人たちから「これだから派遣は…」って思われちゃう。私はそれがすごくイヤです。

ゆかり私も一緒の感覚。だからこそ気を抜きたくないし、勤務時間中は一生懸命働きます。

かすみそうですね。仕事を第一優先にしないのと、マジメに働かなくていいというのは違います

正社員と派遣社員に垣根はなく、ときに意見を言い合うことも

なるほど。世間一般のイメージとして、正社員と派遣社員は対立構図にあると考えている人は少なくないと思うのですが、みなさんは正社員の方々とも良好な関係を築いてそうですね。

みかそうですね。正社員と派遣社員で区別や差別をされてるなって感じることは、うちの会社ではないですよ。

のぞみうちは月に1回、部署のみんなで飲み会を開く制度があるんですけど、派遣社員の参加率も悪くないですし、垣根なく盛り上がります。それ以外にも、個人的に仲のいい社員さんとはプライベートで食事に行ったりもします

ゆかり違う業務領域の社員の人と話をしていると知識が身につくし、「勉強になるな」「面白いな」と感じることは多いです。

あきコンペがあれば、勝った時は正社員も派遣社員も分け隔てなく一緒に喜べますからね。もちろん社員さんと意見がぶつかって言い争いをすることもあるんですけど、それはケンカではなくてお互い仕事に対して真剣になってるという証拠です。

かすみ派遣だから、正社員だからっていうよりも、その人がどこまで仕事に対して意識が向いてるかってことだと思います。正社員だってやる気がなければ、職場で浮いてしまうと思いますし。

では、働く前と今では、派遣社員に対する印象は変わりましたか?

かすみ私は前職も派遣で働いていたんですけど、同じ派遣でも派遣先によって全然違うんだなと思いました。前の職場は90%くらいが派遣社員だったので、「正直、それは正社員の仕事じゃないの?」と思うこともしていましたが、今の職場ではしっかりと業務が分けられてます。だから一概に、「派遣社員の仕事ってこうだよ」とはいえないかな。

のぞみ私は初めて派遣社員として働いているんですが、以前は派遣会社に勤めていて“人材を派遣する側”だったので、自分が派遣社員になって気づくことも多いですね。自分が登録してる派遣会社の営業さんによって、現場での派遣社員の待遇が違うんですよ。派遣会社の営業さんが派遣先の企業としっかりと交渉してくれる場合もあれば、何もしてくれないところもある。それを考えると派遣会社選びは大事ですし、不満があったら派遣会社を変えたいと思う派遣社員さんの気持ちもわかります。

いろいろな経験をしたい、新しい環境が好き…そんな人は派遣社員に向いている

それこそ先ほど話題に出た、“派遣社員はライフスタイルに合わせて働く場所や期間を決められる”ことの強みにもつながりますね。ちなみに、どんな人が派遣社員に向いていると思いますか?

ゆかりいろんな仕事を経験してみたいという人にはおすすめだと思います。

みか引越しが多くて各地を転々としがちな人も、それに合わせて職場を変えやすい派遣という働き方は合ってるんじゃないですかね。

あき私の職場に男性の派遣社員さんがいるんですけど、「新しい仕事や環境が好きだから1年経ったら違う仕事をしたい」っていってました。だから単純に仕事内容だけじゃなくても、新しい環境とか新鮮な人間関係のなかに身を置くのが好きな人にもいいですよね。

のぞみ派遣としてではありますが、大手企業で働けるチャンスがあるのは自分の経験において強みですね。正社員として大企業で働くとなると、まずは一流大学に入って、何百倍もの就活戦争にも勝ち抜かなきゃいけないんでしょうけど、派遣社員で入るならハードルはそこまで高くないですからね。それに企業によっては、頑張ればそのまま正社員雇用してもらえることもあります。私のまわりでもけっこう有名な企業に派遣社員で入って、その後、正社員登用された人がいますから。

大企業に社員登用されるチャンスがあるのなら、仕事への意欲も高まりそうですね。派遣社員という立場だからこそ身についたスキルはありますか?

のぞみ派遣ならではのコミュニケーションスキルが身についたと思います。「それは私じゃなくて社員さんがやる仕事じゃない?」ってことを頼まれることもなくはないんですが、業務には区分があって、何かあった時に責任がとれない業務を引き受けても会社のためになりません。やらないんじゃなくて、やれない仕事が何なのかを自分で考える力がついたかな。いわれるがままに受け身の姿勢で引き受けていると責任を取れなかった場合に大変なことになるから、ある意味で遠慮せずに仕事を断れるようになりました。

みか私は社員の方と、違う部署や取引先の間に立って、業務の進行を管理することがよくあるので、双方の意見を汲みながらコミュニケーションを取る能力はついたと思います。間に挟まれるわけですから、ちょっと精神的に大変なこともありますが(笑)、それも含めていい経験になっているかな、と。

派遣社員だからこそ選べる生き方…立場を活かしてキャリアアップ目指す

では、ご自身のキャリアを考えた時に、身に付けていきたいスキルはありますか?

みかエクセルのスキルをもっと上げたいんですけど、業務の範囲以上のことはなかなか覚える機会がないので、今後もっと自主的にやっていかなくてはと思っています。

ゆかりそうですね。自分でも勉強をしておかないと、違う仕事に移った時になかなか発揮できないかもしれない。

あきそういう意味では、派遣社員という立場は何かと時間の融通が利くので、業務プラスアルファの勉強をしたい人や自主的に資格を取りたい人にとっては、働きやすい環境かもしれないですね。

座談会を終えて…

派遣社員という働き方には賛否がありますし、非正規で働くことにデメリットがないとは言えません。ですが、現在派遣社員で働いている方もこれから検討したいと考えている方もこの座談会を通して、「それぞれのライフスタイルによってさまざまな働き方があってもいいのでは?」ということを感じ取ってもらえたのではないでしょうか。
2015年に労働者派遣法が改正され、派遣労働者のキャリアアップにも重きを置かれるようになりました。
これを機に、自分と仕事の関わり方について、もう一度、見つめ直してみるのもいいかもしれませんね。

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