派遣スタッフの一人暮らしシミュレーション

派遣スタッフの一人暮らしシミュレーション

「派遣スタッフとしてワークライフバランスを重視しながら憧れのオフィス街で働く」という夢と、「一人暮らしをする」という夢を同時にかなえたい! そんな希望をお持ちの方のために、派遣スタッフの一人暮らしについてご紹介。一人暮らしで見込まれる出費や、実際に一人暮らしをしている派遣スタッフから聞いたやりくりの工夫をもとにシミュレーションします!

一人暮らしでかかる費用

派遣スタッフの一人暮らしシミュレーション_1

まず確認したいのが「1カ月どれくらいの収入があれば一人暮らしできるの?」という目安。
ワンルーム賃貸マンション/アパートで一人暮らしをするときに必要な費用の目安をご紹介します!

・家賃 5万円~7万円(※2万円の格安物件から~10万円以上のワンルームまで幅広くあります)
・水道光熱費 1万円~
・通信費 2,000円~1万円
・食費 2万円~4万円
・交際費 5,000円~
・その他(日用品・服飾・美容費・医療費など)2万円~

一人暮らしで最もお金がかかる家賃、光熱費・通信費など固定費に近い費用はできるだけ抑え、趣味や交際費、美容費などはあらかじめ上限を決めると、費用の目安を付けやすくなります。固定費を収入の4割~5割程度に抑えるように意識しましょう!

もっとも家計に影響する家賃については、エリアや築年数、駅徒歩などの条件によって大きく金額が異なります。5万円~7万円が比較的供給数が多い価格帯です。絞り込みをかけながら家賃相場を検索できるサイトなどを利用し、情報収集してみてください。

お部屋探しのコツ

一人暮らしをするうえで最も費用がかかりがちな家賃。「無駄遣いをしなければ、私も一人暮らしできるかも!」そう思われた方に、お部屋探しの注意点をご紹介します!

・初期費用を抑える
お部屋を借りるときに必要となる「敷金・礼金」。一部地域では、「保証料」という名前になることもあります。少しでも貯金が手元に残るよう、引っ越しの初期費用は抑えたいものですよね。最近では、ワンルームを中心に「敷金・礼金」が不要な物件や、不動産会社に支払う仲介手数料が通常1カ月分のところ、半額という物件も増えています。

・お部屋探しの時期をずらす
「じっくり悩んでから決めよう」と思っていたら、あっという間にほかに借り手がついてしまい、気に入ったお家を借りられなかった……ということは、大勢の人が新生活をはじめる時期によくあります。部屋を探す人が最も多いのは、新社会人・新大学生などが新しい生活をはじめる準備をする2月~4月や、異動の多い9月~10月です。
この時期はゆっくり落ち着いて部屋を探したり、家賃の交渉に応じてもらえたりする可能性は低め。いわゆる4月下旬~8月・11月~12月の「閑散期」を狙ってお部屋探しをしてみましょう。

やりくりするためのポイント

「毎月のお給料を使い切ってしまって貯金はゼロ……」こんな綱渡りの状況では、冠婚葬祭や急病による通院、家具家電の故障など、「急な出費」に対応できないかもしれません。やりくりのポイントは、「急な出費」に備える貯金習慣。少額でも、毎月コツコツと余力を残すことが大切です。

派遣スタッフの収入の目安と実情

派遣スタッフの収入は、職種や勤務日数によって異なります。

例として、スタッフサービスの拠点のひとつ、新宿エリアで働く派遣スタッフの収入の目安をご紹介します。

派遣スタッフの賃金額の平均額(1日<8時間>あたり)……1万1,828円
月に21日出勤したとすると……1万1,828円×21日=24万8,388円
※上記額面24万8,388円に対し、保険料や各種税金などがかかるので、手取りがいくらになるかご自身でしっかり確認しましょう。)

地域ごとの賃金額の平均を知りたい方は、こちらのページをご覧ください。

派遣スタッフに家賃補助や住宅手当ってあるの?

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昨今、雇用形態や業種を問わず、そもそも家賃補助や住宅手当がある会社自体が少なくなっている実情があります。

残念ながら、派遣スタッフに家賃補助や住宅手当が用意されるケースはほとんどありません。

なお、技術者派遣の「スタッフサービス・エンジニアリング」では、寮として会社の提供している賃貸に住むことができます。独身ならば家賃の50%、扶養家族がいる場合でも40%を会社が負担します。

【まとめ】一人暮らしシミュレーションをしてみよう

何にお金を使い、何を抑えるべきか、自由に決めることができるのが一人暮らしの良いところ。

派遣で働くということも、時給でしっかりお仕事を選び、キャリアアップのための資格取得支援などを上手に使い、さらに収入を得たくなったら仕事をチェンジする……といったように、「自分なりの働き方」を選択しやすいのがメリットです。

まずは手取りの給与と突き合わせて一人暮らしでかかる固定費を計算し、それを除いた金額で衣食住を賄って生活できるか、一人暮らし前に実験してみてはいかがでしょうか? シミュレーション中も、一人暮らし資金を貯めておくことをお忘れなく!

※当コラムに掲載されている情報は2019年10月時点のものです。
ライター:沼田絵美
求人広告代理店で法人営業経験後、出産で退職。現在はフリーランスライター&キャリアコンサルタント&5店舗のサービス業経営者の妻、3足の草鞋を履いて仕事中の個人事業主。

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