このたび、スタッフサービスグループの医療・介護・看護派遣事業会社 株式会社メディカルサービス(以下「メディカルサービス」)は、通信講座の企画・運営会社
株式会社学文社(以下「学文社」)と提携し、看護助手業務の登録者確保への取り組みを強化いたしますので、お知らせいたします。
医療機関向けの人材派遣サービスは、1999年12月の労働者派遣法改正(派遣業務の原則自由化)による一部解禁以降、着実に成長しております。特に「看護助手※」については、昨年4月の診療報酬改定により、看護師を手厚く配置している病院に対して、診療報酬が増額される新基準が導入されたことを背景に、看護師を確保するための取り組みの一つとして、看護師の負担を軽減するために看護助手を配置する医療機関が増加しております。
スタッフサービスグループは、総合人材サービスのさらなる拡大を目指し、1994年にメディカルサービスを設立。東京・大阪・京都・福岡地区にて、看護師・看護助手・医療事務等の人材派遣サービスを提供しております。
学文社は、通信教育事業で約80年の実績を持ち、約300万人の会員数と、通信講座を専門職から趣味まで幅広く、約70講座運営しています。同社が運営する通信教育機関「がくぶん総合教育センター」において、今年2月から「メディカルケア・アシスタント/看護助手養成講座」を開講し、現在、約1,000人が受講されています。
このたびの提携により、上記講座の修了者に、メディカルサービスへのご登録をご案内して、看護助手としての就業を支援し(年間200名程度)、医療機関向けに派遣いたします。また、メディカルサービスの登録者については、上記講座を割引価格(定価\48,000の30%引き)で受講いただけます。
今後とも、看護助手業務について、登録者募集を強化するとともに、登録者のスキルアップを支援することにより、1年後には、対前年比約40%増となる700人の派遣就業を見込んでおります。
※看護助手… |
看護師長、看護責任者や看護職員の指導の下に、原則として入院生活の療養上での世話(食事、清潔行為、入浴、排泄、移動など)や療養生活を営む病室内などの清潔環境整備、ベッドメイキング、看護器具・用品、消耗品の整理整頓をおこなう。 |